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　長いコンタリングの道の後、一旦、Pratz de Fort村へ降り、川を渡って反対の山塊に入る。道を間違えながら標高を上げていく。どうも紙地図ではわかりにくく、この後はGPSを信用することにする。途中でルノーに勤めていて日本に何度も来ているというフランス人と話しながら登る。山小屋 La SASSE で一旦休憩。靴の中を乾かし、水を補給。ここでもフランス人と会話。地元だけであってフランス人は多い。体力も全く問題なく、非常に楽しいハイキング気分。

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　コンタリング気味の道で走りやすかったので、ジョグでスピードを上げる。La Foulyの村に入り、水を買おうと思ったが店が見当たらず、公共の水飲み場で水を補給。UTMB（？）のエイドを設営中だった。タイ人チームと前後しながら進む。山を登り始めイタリア人女性3人チームと一緒になる。山小屋（廃屋）の日陰で30分程度昼寝をする。温かく見晴らしも良くとても気持ちがいい。昼寝の時など、ちょっとした休憩で小さい携帯銀マットが非常に役立った。

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　沢を詰めるように山を登る。この時点から足取りが重くなる。疲れてはいないと思うのだが。。。樺澤さんにもらった電解質とカフェインを一度に摂れるタブレットを飲んでみる。尾根を越えるあたりで、地元の人らしき人に道案内をされる。Tele de Ferretをコンタリングで抜けてPetit Col Fermetに登る。コンタリング後に崩れやすい砂地を無理やり登り、Aiguille des Angronettesの急坂を下る。このころは全く体に力が入らずトボトボと歩くことしかできない。本当に歩く速度が落ちてはいるが、まだまだ周囲にはたくさんのチームがいる。

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　コンタリング気味に反対の尾根に登る。一面の草地で歩きやすかったが、とにかく歩くのが精いっぱいで若岡さんに荷物を持ってもらう。情けないけど。。。
　山頂を越えるとロープで崖を下りるアトラクション。大会スタッフがついていて、進行の調整をしていた。その後は、大きな岩石のガレ場をゆっくりと進む。急な坂を下り沢沿いの道を下り、山小屋Bonattiに22時過ぎに到着。すでに多くの人で賑わっていた。真っ暗な屋根裏部屋で選手は寝かせられた。ここで2日目が終了。1時間強の仮眠の後、僕の準備に手間取り29日0時過ぎに出発。緩やかな沢地で光るものがあるなと思ったら、牛だった。この後も牛の近くを頻繁に通ることになる。怖かった。。。