【R】reactibble
2021年1月13日
1. はじめに
reactibble
は、その名の通りreactiveはtableを提供してくれるパッケージです。tableの要素を変更すると自動的にtableをアップデートしてくれます。
2. インストール
Githubからインストールします。
remotes::install_github("moodymudskipper/reactibble")
3. 使ってみる
まず、tableを用意します。自動的に変更を行いたい要素は”~”をつけておきます。
library(reactibble) rt <- reactibble( A = c(10, 20, 30), B = c(1.2, 2.5, 3.7), C = c(3.8, 2.1, 1.6), A_x_B_div_C = ~ A * B / C )
確認してみます。
rt
> rt
# A reactibble: 3 x 4
A B C A_x_B_div_C
<dbl> <dbl> <dbl> <~dbl>
1 10 1.2 3.8 3.16
2 20 2.5 2.1 23.8
3 30 3.7 1.6 69.4
自動更新したい要素の列(この場合、A_*_B_div_C)が青く表示されて入りはずです。
で、要素を変更してみます。
rt$B[3] <- 1.80
再度、tableを確認します。
rt
> rt
# A reactibble: 3 x 4
A B C A_x_B_div_C
<dbl> <dbl> <dbl> <~dbl>
1 10 1.2 3.8 3.16
2 20 2.5 2.1 23.8
3 30 1.8 1.6 33.8
はい、B[3]が3.7から1.8に変更になり、それに伴って、A_*_B_div_C[3]が69.4から33.8に自動的に更新されています。これは便利!
4. さいごに
自動的に値を更新してくれるなんて表計算ソフトみたいですね(笑)。自動更新を手動更新に変えるなど、いろいろな使い方があるようですね。