【R】reactibble

1. はじめに

reactibbleは、その名の通りreactiveはtableを提供してくれるパッケージです。tableの要素を変更すると自動的にtableをアップデートしてくれます。

2. インストール

Githubからインストールします。

remotes::install_github("moodymudskipper/reactibble")

3. 使ってみる

まず、tableを用意します。自動的に変更を行いたい要素は”~”をつけておきます。

library(reactibble)
rt <- reactibble(
  A = c(10, 20, 30),
  B = c(1.2, 2.5, 3.7),
  C = c(3.8, 2.1, 1.6),
  A_x_B_div_C = ~ A * B / C
)

確認してみます。

rt
> rt
# A reactibble: 3 x 4
      A     B     C A_x_B_div_C
  <dbl> <dbl> <dbl>      <~dbl>
1    10   1.2   3.8        3.16
2    20   2.5   2.1       23.8 
3    30   3.7   1.6       69.4 

自動更新したい要素の列(この場合、A_*_B_div_C)が青く表示されて入りはずです。

で、要素を変更してみます。

rt$B[3] <- 1.80

再度、tableを確認します。

rt
> rt
# A reactibble: 3 x 4
      A     B     C A_x_B_div_C
  <dbl> <dbl> <dbl>      <~dbl>
1    10   1.2   3.8        3.16
2    20   2.5   2.1       23.8 
3    30   1.8   1.6       33.8 

はい、B[3]が3.7から1.8に変更になり、それに伴って、A_*_B_div_C[3]が69.4から33.8に自動的に更新されています。これは便利!

4. さいごに

自動的に値を更新してくれるなんて表計算ソフトみたいですね(笑)。自動更新を手動更新に変えるなど、いろいろな使い方があるようですね。

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